男性の薄毛の原因は遺伝とホルモンが大きな要因として挙げられますが、女性の場合、薄毛になる原因はさまざまで、1つのことだけではなく、複合的な原因になることも多いです。

女性の薄毛原因

・ホルモンバランスの乱れ
・頭皮トラブル
・栄養の偏り(ダイエット)
・加齢
・ストレス
・生活の乱れ
・病気
など・・・

ホルモンバランスの乱れ

更年期前後でよく見られる症状。
女性ホルモンが著しく減少し、髪が細くなり、地肌や髪の分け目が見えやすくなる。

頭皮トラブル

合わないヘアケア製品を使い、頭皮にダメージを与えてしまい、発毛に悪影響を及ぼす。

栄養の偏り(ダイエット)

女性はダイエットを試みる場合が多いですが、それがあまりに行き過ぎると栄養不良になり、髪にまで必要な栄養が行き渡らなくなります。
髪は死んだ細胞なので、生きるために必須ではないため、栄養の配分が後回しにされます。

加齢

ヘアサイクルが変化する。
毛髪全体の85〜90%を占める成長期の期間が短くなる。
また、皮脂の分泌が少なくなるので、髪のツヤが失われ、ハリやコシもなくなってくるので、柔らかい毛になる。

ストレス

仕事や人間関係の悩みなどで過度なストレスがかかると、ホルモンバランスが乱れる。
血流も悪くなるので、薄毛が悪化する。

生活の乱れ

髪の毛の成長を妨げる事柄は正していかなければなりません。
睡眠不足、不規則な食生活、運動不足、喫煙などは、血行不良を引き起こします。
血流が悪いと髪をつくるのに必要な栄養や酸素が体に行き渡りません。
美しい髪のためだけではなく、あなたの健康のためにも、よい生活習慣を身につけましょう。

病気

病気が原因で薄毛になっている場合があります。
薬の副作用だったり、婦人科系・甲状腺の病気などが当てはまります。
気になる症状があるならば、必ず受診して病気を治しましょう。

女性の薄毛・抜け毛の種類は?

1,慢性びまん性休止期脱毛
2,分娩後脱毛症・ピル服用中止後脱毛症
3,牽引性脱毛症
4,男性型脱毛症
5,脂漏性脱毛症
6,薬剤性脱毛症

1,慢性びまん性休止期脱毛

女性の薄毛で最も多いのが、この慢性びまん性休止期脱毛です。
頭頂部や側頭部などの一部分だけではなく、頭髪全体が薄くなります。
原因は、過度なダイエットによる栄養不足であったり、甲状腺機能の低下や、糖尿病、膠原病、慢性腎不全、悪性腫瘍などです。
まずは、薄毛となった原因を特定し、健康を取り戻すことが優先です。

2,分娩後脱毛症・ピル服用中止後脱毛症

妊娠中やピル服用中に増えた女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が、出産後やピル服用中止後にホルモンバランスが変化し、成長期を保っていた毛が同時に休止期に入ってしまうために抜ける毛の量が多くなってしまうもの。
半年程度で自然に治る場合もあるが、父親が薄毛の場合、娘もこれをきっかけとして薄毛が進行するケースもあります。

3,牽引性脱毛症

ポニーテールや三つ編みなど、きつく結び、長期間同じ頭皮箇所に負担をかけ続けると、そこの毛が抜けてしまいます。
圧迫されて血流が悪くなるのを防ぐためにも、適度に髪型を変えましょう。

4,男性型脱毛症

頭頂部の毛が薄くなったり、細くなったりします。
本来なら4〜6年続くはずの成長期が短くなり、太い毛に育たないまま退化期に移行してしまいます。

5,脂漏性脱毛症

皮脂の過剰分泌により、頭皮が炎症を起こして、表皮のターンオーバーに影響を及ぼします。
大量のフケが発生し、毛穴をふさいでしまいます。
脂質の少ない食生活を心がけたり、洗髪をこまめにするなどの対策が必要でしょう。

6,薬剤性脱毛症

癌の治療薬による脱毛が有名ですが、その他にも脱毛を促す治療薬は多くあります。
頭髪のことは気になることでしょうが、まずは病気の治癒に専念しましょう。

薄毛の対策は?食い止める方法はあるの?

薄毛の進行を食い止めるためには、上記で挙げた原因を1つずつ取り除いていくことでしょう。
そして、育毛剤を試したり、頭髪クリニックで薄毛治療をするのが良いでしょう。
育毛剤を使う場合は、有効成分が含まれているかどうかに注目して選びましょう。
発毛効果が明らかな成分は、ミノキシジルです。
血管拡張作用があり、毛母細胞に働きかけ髪の成長期が長くなります。